◇No.3

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ありえない偶然の再会。こんなところで、外苑前の交差点で大学時代の同じアパートの同級生と遭遇するとは!しかも当時、隣の部屋だった友達の元彼でもある。東京に居たんだ。(04/12/24)

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ゴーダミルクの入浴剤のお風呂に入って、キャンドルを灯し、ミッシェルルグランとゴーダチーズとスパークリングワインのロゼ。
その後フェリーニ。映像展開がまるで子供の夢のような手法と言われるが、私には大人が見たくて見る事のできない夢の様に思える。
(04/12/21)

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深夜、夢か現か忘れた頃に再び、片耳に響いてきた聴き覚えのある声。ミニマルミュージックの話をし忘れたし、サンダーバードの話もできなかった。毎朝、渋谷駅近くの建物に張り付いている3文字に怯える話なんて、到底出来そうも無い。捕らえどころの無い大きな存在。この世で全く元通りになる事など、何ひとつない、故に、虚勢を張る。ワイングラス何杯分の涙を流したかしれない。0か100かが0になった時あまりにも弱く、0か100かが100になった時とてつもなく強かった。すべてが敵であり、無敵でもあった。30年前に知り合いたかったけれど、30年後に知り合いたかった。遅すぎたし、早すぎた。けれどあの時でなければ、ああはならなかったかもしれない、良くも、悪くも。
(04/12/20)

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ジャンジャックアノーの人類創生。つらい事も苦しい事も、その次に起こるつらい事や苦しい事で相殺され消えてゆく。もちろん、幸せや喜びも然りどんな出来事も宇宙のまばたきの一瞬にすぎない出来事。
(04/12/19)

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数奇で波乱に満ちた女性の話を、その方の部屋で紅茶とともに聞いた昼下がり。朱夏を超えた白秋がもつ魅力。胸が痛んだり、愛する気持ちになったり。私よりもだいぶ長く生きていることもあるけれど、沢山の苦しみを経験した人は、人の沢山の痛みが分かるのかもしれない。
(04/12/13)

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丘の上にある、元ピチカートファイブの鴨宮さんのプライベートスタジオへ。ガイドボーカルのレコーディング。
穏やかで幸せだった。窓の向こうに海が広がっていて、遠くに地平線が見えた。静かで不思議な時間。素敵な映画も教わった。世界に2枚しかないCDの1枚を頂いた。ほんのりボッサテイストのオリジナルサントラ。
(04/11/30)

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高橋真梨子さんのガイドボーカルのお仕事。突如として4曲も増えて大変です。でも、メールで鴨宮さんのユーモアを目の当たりにしたら、寝違えすら一瞬忘れた。出来る限り頑張ろうと思った。
(04/11/24)


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