◇No.10

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茶番劇を演じた。(06/12/14)

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免疫力が弱ってるのか、今日は採血と点滴をするはめに。点滴なんて何年振りだろう!?ちょっと興奮してしまった。
(06/12/12)

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似てるって思った。
状況が。
全然違うはずなのに、
違わない。
まるで今はあの時と。いつだったかのあの頃と、状況がまるでそっくりだ。
繰り返す人間…。
(06/12/04)

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歳をとるごとに、思い出話がうまくなる。(06/11/10)

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裏腹な私の、裏腹な言葉たち。それでいいんだよって理屈を纏わせて、アルコールで中和する。私は一体どんなものを望んでいるというんだろう。
(06/11/04)

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年々、甘えるのが下手になる。でもほんとは甘えたいんだ。
(06/10/12)

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行き場のない言葉。誰にも聴かせられないものが沢山。気がつけば100曲以上抱えていて。ゴミ屑や埃とアルコールや宝物がごちゃまぜになった曲たち。整理整頓なんて出来ない。だってダンボール箱から取り出す事も出来ないでいる。
(06/10/10)

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信頼できない人間関係を築くのは簡単だ。信頼できる人間関係を築くのは、本当に難しい。(06/10/05)

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毎年やってくるいわしの日。月日の過ぎるのは、本当に早い。私はあと何年何ヶ月何日この地球上に生きるのだろう。この先どこでどうやって暮らしてゆくんだろう。最後の日は、どんな一日になるんだろう。
(06/10/04)

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頭の中にいっぱい藻が生えていて、ミジンコが居るみたい。誰だ、エサをやるのは!あれ?私か…。
(06/10/02)

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カードは一方で微笑んで太陽の様に照らされていた。そして一方で泣きながら冷たく青白い様相だった。引き裂いて進む事が出来ないのなら、扉をたてて、鍵をしめて、右か左へ行くしかないんだ。時間と目に見えるものだけを頼りに。だってそれが、現実というものだから。
(06/09/19)

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中途半端にコントロールできるようになってしまった心が、逆にしゅんしゅんと小さな悲しみを沸かせているようでもある。
(06/09/12)

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柳のように、生きている。

風の吹くままなびけば右を、雨の降るまま重さで下を、子供がちぎれば痛くて揺れて、初秋を待っては空を見る。
緑が好きではあるけれど、空の青さに模様を描く、枝になるのも悪くない。冬が来るのも、悪くない。
好きな人。私の一番好きな人。右みて前みてまた左、たいした根っこも生えてない、なのに一歩は遠すぎて、結局、この身は風任せ。
風に吹かれているものは、色んな形をしていれば、色んな匂いもしていたり、色んな温度を持っていて、纏えど纏えど定まらぬ。だって風ごと消えるでしょ?いっつも風ごと消えたでしょ?

柳はぽつんと生きている。
「私が、風に、なりたいの。」
(06/08/28)

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朝日か夕日か分からない日差しが瞼を刺し貫くように照っているのだけれど、大降りの雨は止まなくて、船は前後左右に揺れて立っていられないくらいなのに自分は溺れないつもりでいます。これはきっと難題だとおもう。
(06/08/15)


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